【SVシーズン5最終183位】サーナイト入り対面構築【最終レート2039】

ポケモンSVシーズン5お疲れさまでした。t-2と申します。

惜しくも最終2桁には届きませんでしたが、同ルールがあと2ヵ月続くこともあり、自分の思考整理も兼ねて構築記事を残そうと思います。構築はこちら↓

【構築経緯】

悪タイプ4災追加に伴い、フェアリータイプ又はフェアリーテラスタルが以前の環境より更に増加すると予想した。

そこに強く出れそうな鋼テラス竜舞カイリューを試運転したところ、使用感が良かったためこのポケモンを始点に構築を作り始めた。

カイリューの一貫を作るためのステロ撒き役として、+αの仕事が多く見込めそうなディンルー、スイーパー役としてミミッキュ、テツノツツミを採用し、選出の軸とした。

補完として、ディンルーが対面すると面倒なマリルリハッサムキノガッサ当たりのクッションになりそうなHBサーフゴー、ドヒドイデチオンジェンを始めとした受けよりの構築に強く出れるアンコールサーナイトを採用し本構築となった。

 

【個体紹介】



サーナイト@たべのこし 

特性:トレース テラスタイプ:毒

175(252)-×-93(60)-178(132)-136(4)-108(60)

ムーンフォース/サイコショック/マジカルフレイム/アンコール

HB:A特化鉢巻カイリューのノーマルテラス神速を乱数1つ切って耐える

S:4振りFCロトム抜き

CD:余り

 

相棒枠。

中盤増加したドヒドイデチオンジェンを特性トレース絡めてまとめて見ることができる。

毒々、毒菱を無効にできる毒テラスで採用。地味にテツノドクガにも強くなる。

受け寄りの構築への役割を持ちつつスタンパに対しても選出できるような技・持ち物構成を模索し、未来予知チョッキ、眼鏡トリック等も使用してみたが、ハピラキの対応が安定しなくなり本末転倒だったのでこの構成に落ち着いた。

終盤そこそこ見かけていた対受けループにはよく活躍してくれたが、最終日は受けループに全く当たらなかったため、環境に応じて型を工夫してもよかったかもしれない。

 

 

ディンルー@オボンのみ 

特性:わざわいのうつわ テラスタイプ:毒

261(244)-131(4)-176(116)-×-111(84)-73(60)

じしん/カタストロフィ/ステルスロック/ふきとばし

HB:A172鉢巻パオジアンのつららおとしをオボン込みで93.75%で2耐え

HD:C187ハバタクカミのムーンフォースを特性・オボン込みで確定2耐え

S:無降り50族+3

 

現環境最強のステロ撒き。

技構成は最もシンプルな4つ。ステロを撒かずともカタストロフィ連打してるだけである程度仕事するのがかなりイカれている。盤面によっては、相手のカイリューのアンコールが安定行動になってしまう事には注意が必要。

テラスタイプは特に深く考察せずに毒のまま使用。ポケモンそのもののポテンシャルに任せて雑に切っても強いテラスタルであったが、ミラーの地震が抜群で入ってしまうなど切りにくい場面もちらほらあり。他はフェアリー、水当たりが候補か。

 

 

カイリュー@あつぞこブーツ 

特性:マルチスケイル テラスタイプ:鋼

167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)

アイアンヘッド/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

最速AS振り切り

 

本構築のエース。

対面寄りのスタンパに対しては鋼+地面の範囲でかなり広い範囲を見れる印象があり、基本はこのポケモンが龍舞を積むタイミングをいかに作るかを第一に構築・選出を考えていた。神速バレパン礫当たりの先制技が半減が偉かったり、アイアンヘッドのワンチャン怯みが狙えたりと、劣勢から捲る全抜き性能は随一だったと感じる。

ロトムヘイラッシャアーマーガア当たりに何もできないのと、Sブーストパラドックスポケモンに上を取られがちなのがケアすべきポイント。

 

 

ミミッキュ@いのちのたま 

特性:ばけのかわ テラスタイプ:霊

131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

じゃれつく/シャドークロー/かげうち/のろい

最速AS振り切り

 

対面といえばミミッキュ

スイーパーとしての性能は勿論の事、相手の先発コノヨザル、パオジアン当たりに合わせた先発での選出もそれなりに刺さり、選出の幅が広がった。

技構成はじゃれつく影うちは確定で、対炎・鋼への安定打点としてシャドークロー、物理受けへの回答として呪いを採用。呪いはカイリューの龍舞や後述するテツノツツミの身代わりの起点として構築単位でシナジーができていたように思う。剣舞・痛み分けも使ってみたがあまり採用メリットを感じなかったので見送り。

 

 

テツノツツミ@ブーストエナジー 

特性:クォークチャージ テラスタイプ:水

131-×-135(4)-176(252)-80-206(252)

ハイドロポンプ/フリーズドライ/みがわり/アンコール

最速CS振り切り

 

特殊のスイーパー。

構築全体的にSが遅めなので、相手の諸々のSブースト、スカーフポケモンの上から行動できるよう最速Sブーストで採用。

よく言われるドロポン外しはそれほど気にならなかったが、火力を水テラスに依存している点が少し気になった。

刺さる構築にはとことん刺さるという印象で、選出が肝になるポケモンだと感じた。

 

 

 

サーフゴー@ゴツゴツメット 

特性:おうごんのからだ テラスタイプ:飛行

191(228)-×-145(132)-153-111-123(148)

たたりめ/きあいだま/でんじは/じこさいせい

S:準速キノガッサ抜き

HB:余り

 

汎用クッションとして採用。マリルリハッサムキノガッサ当たりがいた場合に選出を検討する。

HBサーフゴーのイメージといえばゴツメ電磁波祟り目だったのでぬるっと採用してみたが、想定の役割は果たしてくれるので結局最後までこの構成で落ち着いた。最終盤はあまり選出できなかったが、選手画面に居ることに意味があると思いたい。

電磁波+カイリューのアイヘでまひるみ狙えるシナジーはあったが、逆に電磁波が通らない相手に対して他があまり強くなく、変更の余地があるとしたらこのポケモンか。

 

【基本選出】

ミミッキュ+ディンルー+カイリューorテツノツツミ

最も多かった選出。

ミミッキュで対面1匹持って行ってディンルーをクッションにしつつカイリューツツミでスイープ。ディンルーが不利対面作ると引き先がいない点に注意。

 

ミミッキュorディンルー+サーフゴー+カイリューorテツノツツミ

サーフゴーの選出を絡める必要がある場合。サーフゴーにテラスを切るときは技が一貫しがちなのに注意。

 

サーナイト+サーフゴー+カイリュー

対受けループ。基本的はサーナイトにテラスを切っていた。

 

【苦手なポケモン

・水ロトム

カイリューも電磁波も通らない。ツツミのフリドラの圏内にいかに入れられるか。

 

・セグレイブ

こいつを軽視しすぎていたことが最終日勝てなかった原因でもある。

大体電気or地面テラスなので、テラス切らせてから処理ルートを探らざるを得ない。

 

【所感】

最終日までセグカミラッシャ系統のパーティの対策が曖昧だったことがイマイチ伸び切らなかった原因。構築の使用感自体はかなり良かったので、細かい修正を入れつつもっと上位を目指したい。

 

TN:はと 最終183位(レート2039)

TN:t-2 最終517位(レート1972)

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!